解決事例(case)

飲食店勤務で深夜まで残業しており、約200万円の残業代と未払い給与を回収

2022年07月25日

著者情報

住川 佳祐(弁護士法人QUEST法律事務所 代表弁護士)

東京弁護士会所属。東京大学法学部卒。

『NHK あさイチ』のTV出演の他、『プレジデント』『ダイヤモンド・セレクト』などメディア掲載多数。

ご依頼者

  
男性アイコン   
性別
男性
年齢
20代
職業
飲食 (飲食店勤務)
1ヶ月の平均残業時間
121時間以上
回収額
200万円
  

ご依頼内容

仕事が多すぎるため毎日深夜まで残業

私は居酒屋に勤務しており、厨房とホールの両方を行う仕事をしていました。

両方の対応になるため仕事が非常に多く、また人員も慢性的に不足していたためとても忙しい毎日でした。

仕事が時間内に終わることはほとんどなく、毎日深夜まで残って仕事をせざるをえませんでした。
仕事は大変でしたが、自分が仕事をこなさなければ店が回らないため、やらざるをえなかったのです。

当時はとにかく大変で気にする余裕もありませんでしたが、後になって計算してみたところ、当時の1カ月の残業時間は約150時間もありました。

当初は、何とか自分を奮い立たせながら頑張っていましたが、仕事を続けるうちに身体的にも、精神的にも辛くなっていきました。
次第に「何で自分がこんなに頑張らないといけないんだろう」という思いが出てきたのです。

月給は約35万円もらっていましたが、会社からは固定残業代を含むものと説明されていました。 そのため、どれだけ残業しても、それ以上の金額はもらえなかったのです。



残業代に疑問を持ち、QUEST法律事務所に依頼

多忙さで心身ともに辛くなっていくにつれて、会社に対する不満も溜まっていきました。
そして、自分がもらっている残業代が適正な金額なのかも疑問になり、ネットで調べてみたのです。

すると、飲食店の残業代のルールなどについて解説されているQUEST法律事務所のHPを見つけました。
それを読んで計算してみると、自分のもらっている残業代は本来もらえる金額よりずっと少なくなっているのではないか、ということに気が付きました。

しかし、自分の計算では正しいか分かりませんし、会社に対して未払い残業代を請求するのは心理的にも大変そうに思いました。
そのため、無料相談を使って相談してみたのです。

すると、私のもらっている残業代は少ないこと、未払い残業代は弁護士に依頼すれば交渉や手続きをお任せできることを教えてもらえました。
そのため、すぐに依頼させていただきました。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方が残業代の支払いに応じなかったため、訴訟に移行しました。

店ではパソコンに出退勤時刻を入力する形で勤怠管理を行っていたことから、その記録を証拠として提出しました。

相手方は入力内容の信用性を争ってきましたが、入力を行う際の手続などを具体的に主張して、信用性が認められると反論しました。

最終的には相手方が支払いに応じて裁判上の和解を成立させることができました。

ご依頼者コメント

会社側は残業代の支払いを拒否して訴訟にまで至ってしまいましたが、結果的に200万円の残業代の請求に成功しました。

本当に助かりました。ありがとうございました。

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