解決事例(case)

飲食店勤務で勤怠管理がされておらず、残業代が一切出なかったが、130万円の回収に成功

2023年02月13日

著者情報

住川 佳祐(弁護士法人QUEST法律事務所 代表弁護士)

東京弁護士会所属。東京大学法学部卒。

『NHK あさイチ』のTV出演の他、『プレジデント』『ダイヤモンド・セレクト』などメディア掲載多数。

住川 佳祐

ご依頼者

  
男性アイコン   
性別
男性
年齢
40代
職業
飲食
1ヶ月の平均残業時間
50時間以下
回収額
130万円
  

ご依頼内容

仕込みから片付けまで自分が行っていたが、勤怠管理が一切なく、残業代が支払われなかった

私は飲食店の厨房勤務でしたが、残業代が一切出ていませんでした。

私が働いていた飲食店には、私以外に厨房担当がいませんでした。
そのため、仕込みから後片付けまですべて自分が行っていたのです。

そのような飲食店は珍しくないかもしれませんが、私一人でできる業務量ではなかったため、本当に忙しく、息をつく暇もないような毎日でした。

しかも、タイムカードなどの勤怠管理が一切されておりませんでした。

そのため、従業員は誰がどれだけ残業したか分からないようになっており、残業代も支払われなかったのです。

このような労働環境には問題があることは知っていましたが、当時は他に仕事の選択肢もなく、また私自身仕事は好きだったため、残業代をもらうことは諦めていたのです。

しかし、当初は「仕事が好きだから」という気持ちで頑張れていましたが、それでもどれだけ働いても給料が変わらないのが、だんだん辛くなってきました。

ある日、友人と会って話した際に、未払い残業代は後から請求できる場合もあることを教えてくれました。

そのためには、残業していた証拠が必要だということも聞きました。
そこで、それからは残業の証拠として、店内の時計をスマホで写真撮影することにしたのです。

もし残業代を請求しても、会社からは拒否されることが想像できたため、このようなことを毎日行いました。



残業代請求の方法を調べてQUEST法律事務所を見つけた

このような形で証拠は集めていましたが、これからどう行動したらいいのかはわかっていませんでした。

そこでネットで残業代請求の方法を調べてみたところ、QUEST法律事務所のHPを見つけました。
HPに掲載されている記事を読むと、そこには自分で残業代を請求する方法が書かれていました。

そこで自分だけで残業代請求しようと考えて準備を進めようとしましたが、やはり自分だけで行うのは手間がかかり、仕事で時間も取れなかったため、難しく感じました。

そこでQUEST法律事務所に無料相談してみると、依頼すれば自分の手間は大幅になくなり、お任せしていれば大丈夫なのだと分かりました。

そこですぐに依頼し、会社との交渉に入ってもらいました。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方が残業代の支払いを拒否したため、労働審判に移行しました。

タイムカードなどの証拠が存在しないことについては、勤怠管理をしなかった相手方に落ち度があること、店内の時計の写真は出退勤時刻の証拠として信用性が高いことを主張しました。

その結果、相手方が支払いに応じて調停成立となりました。

ご依頼者コメント

会社は支払いを拒否したようでしたが、弁護士の先生がしっかり交渉してくれたおかげで130万円の残業代を回収していただくことができました。

QUEST法律事務所に依頼して本当によかったです。

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