建設業で、固定残業代で残業代がごまかされていたが、200万円の回収に成功

上司から労働時間を少なく申告するように言われ、残業代がごまかされていた

私は、建設業の会社で働いていました。その会社では、1カ月に50時間くらい残業していましたが、タイムカードが導入されていませんでした。
そのため、日報で勤怠管理をしていました。

しかし、上司から、残業代が出ないように、労働時間を少なく申告するように指示されていたため、実際に働いた時間よりずっと少ない残業時間を日報に記録していたのです。

私としては、そのようにあからさまに残業時間をごまかそうとする上司や会社に対して、強い不満がありました。

そのため、会社に提出する日報とは別に、本当の労働時間を記載した日報を作成していました。

本当の残業時間の記録をどう使えばいいかまではよく考えていませんでしたが、いつか何かの役に立つかもしれないと考えていたからです。
残業代は固定残業代で毎月5万円しかもらえませんでした。

当時は自分で正確に計算していたわけではありませんが「残業代が5万円は少なすぎるのではないか？」「残業時間を過少申告されられているから、残業代が少ないのだ」と漠然と思っていました。

このように不満は持っていたものの、自分で会社に対して残業代が少ないことを主張する勇気はありませんでした。上司は怖く、私が気に食わないことを言えば、怒りを爆発させるだろうと思えたからです。

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そこで、残業代を請求するために弁護士に依頼しようと考えました。

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