解決事例(case)

トラック運転手で待機時間は労働時間に含まないと言われていたが220万円の残業代を回収

2022年11月22日

著者情報

住川 佳祐(弁護士法人QUEST法律事務所 代表弁護士)

東京弁護士会所属。東京大学法学部卒。

『NHK あさイチ』のTV出演の他、『プレジデント』『ダイヤモンド・セレクト』などメディア掲載多数。

ご依頼者

  
男性アイコン   
性別
男性
年齢
40代
職業
トラック運転手 (トラック運転手)
1ヶ月の平均残業時間
101~110時間
回収額
220万円
  

ご依頼内容

トラック運転手で休みなく働き、月に100時間以上残業していた

私は長距離運転手で、休む暇もなく働いていました。会社は常に人手不足で仕事の量に対して運転手の数が足りず、休みたくても休ませてもらえなかったのです。
残業は月に100時間以上あるのが普通で、身体的にも精神的にも本当に辛かったです。

しかも、会社から待機時間は労働時間に含まないと言われていて、労働時間が大幅に少なくカウントされていました。

そのため、長時間労働しているのに残業代は少なく、生活は苦しい状態でした。

さらに、しばらくの間特に忙しい日が続いたため、ある時にとうとう体調を崩してしまいました。
その時「このまま働き続けたら、もっとひどい状態になってしまう」と思ったため、会社に対して休みたいと申し出たのですが、会社は何も対応してくれず、休ませてくれませんでした。

「自分の健康を害してまで、この会社で働く必要があるのか?」と強く疑問を持ちました。残業代をごまかされていることもあり、会社に対する不満が本当に強くなりました。
とはいえ、自分だけではどうしたらいいか分からなかったため、少しずつネットで労働時間や残業代のルールを調べるようになりました。



QUEST法律事務所のことを知り、残業代請求を相談

そうしてネットで調べるうちに見つけたのがQUEST法律事務所のHPでした。
HPには、トラック運転手の労働時間のルールなど私にとってとても重要な内容も詳しく解説されていました。

それを読むと、私は会社から騙され、労働時間をごまかされ、残業代も大幅に少なくされていることが分かりました。記事を読みながら、私が本来もらえたはずの残業代を計算してみると、実際にもらっている金額より、ずっと多くなることも分かりました。

とても悔しい思いになりましたが、未払い残業代はさかのぼって請求することができる、ということも分かり希望を持つことができました。
とはいえ、私が自分で会社に残業代を請求し、交渉するのは難しそうだったため、無料相談を使って相談してみました。

すると、私の場合も残業代請求できると教えていただいたため、すぐに依頼させていただきました。
依頼後は迅速に交渉を進めてくれて、220万円の残業代を回収していただくことができました。本当に感謝しています。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方は代理人弁護士を立て、手当に割増賃金が含まれていると主張してきました。

そこで、賃金規程において、基本給に該当する部分と割増賃金に該当する部分が明確に区分されていないことを主張した結果、相手方が支払に応じて示談を成立させることができました。

ご依頼者コメント

依頼後は迅速に交渉を進めてくれて、220万円の残業代を回収していただくことができました。
本当に感謝しています。

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